不可解な炎上目的の言動は慎むべし

- inami at 11:10 in ニュース, コンピュータ

 コロナ禍が東京や大阪、兵庫、京都、福岡、愛知等を中心に蔓延していたころに、或る知人が、「世界的にはコロナ禍は収束に向かっているから、それほど心配しなくてもいいだろう。」と電話をかけてきました。そこで、自分としては炎上狙いかと思って不可解なので、「それは、遠い一部のどこか知らない外国の話ではないのか?、確かに実際そういう国はあるのかも知れないが、少なくとも日本ではまだまだワクチンが行き渡っていないので、時期尚早かと思うよ。用心したほうがいいですよ。リスクの高いことはしないほうがいいですよ。」と反論しました。まあ、2021年10月現在では、ほぼ日本では収束に向かっている状況なので、某氏の云っていたことも、あながち間違いではないでしょうが、以前の日本での蔓延した感染状況の医療崩壊の下で、まったく救いようの無い悲惨な状況をテレビ報道で目の当たりにした上で、それを敢えて無視したような言い方で、報道機関のあおりすぎだ・・・といったような憶測でもって、新型コロナの件について、炎上目的で軽率にしゃべるのは慎んだほうが良いと思いました。まったく人ごとであるといった体で、同意することはできませんでした。

 なぜならば、新型コロナに罹患して大変苦しんでいる人々、亡くなられた人がこの日本にもたくさんおられるからです。そういった不幸な目に遭った、或いは現在苦しんでいる人々の気持ちや立場を無視して、自分は安全地帯にいることを前提に、まるでテレビによく出るコメンテーター然として自説をとうとうと電話口でしゃべるのは、如何なものかと思ったわけです。また、そういった想像力の欠けたような冷たい意見には、とてもうなずくことができませんでした。